(声)爆弾製造企業への投融資やめて
2017年6月5日5時0分
アロマテラピー講師 山田曜子(神奈川県 33)
非人道的なクラスター爆弾の製造企業に対し、三菱UFJフィナンシャル・グループなど日本の金融機関4社が、4年間で2200億円の投融資をしたと報道された。利用者として失望し、無力感と悔しさで涙が止まらなかった。
6年前、私は国際NGO職員として世界で最も深刻なクラスター爆弾汚染国ラオスに赴任。ベトナム戦争で落とされたが爆発しなかった推定8千万個の不発弾が、戦後40年の今も人々を脅かしている。
破片が顔中に刺さり失明した少女、腕を失った青年。病院には毎週負傷者が運ばれてきた。不発弾は庭や田畑、通学路に転がる。黄色いチョウの形、緑色のボール形。子どもはつい触れてしまう。
現地職員と村々を回り応急処置研修を行った。手で不発弾を取り除く危険な仕事に就く20代の女性たちとも出会った。不発弾を全て除去するには数百年かかるという。
預けたお金が血に染まる光景が浮かび、口座の解約を決めた。金融機関は投融資を考え直してほしい。銀行は利便性で選びがちだが、今後私たちは、社会的責任も考えて選ぶ必要があるのではないか。
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アロマテラピーとは関係ございませんが…
今朝(6月5日付)の朝日新聞朝刊“声”に、
私の投稿が掲載されています。
多くの方に知ってほしい事実があり、筆を執りました。投稿欄に投書したら採用いただけました。
ぜひご一読ください。考える機会になれば幸いです。
〈シェアして頂けると嬉しいです〉
※ 沢山のシェアをありがとうございます
朝日新聞の方からご連絡いただき、大阪版のみ、明日6日の朝刊に掲載されるそうです。関西の方は是非ご一読ください。
(東京、名古屋、福岡は本日の紙面)
朝日新聞デジタルにも載せて頂いています。
━━━ オピニオン
■(声)爆弾製造企業への投融資やめて http://news.asahi.com/c/ajvQfWoi2IfUroae