コラム・トラベルアロマ ~海外旅行 機内持ち込み編〜

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こんにちは!鎌倉アロマ&メンタルケア アサンテマサンテ代表の曜子です。

はじめに・・・

海外旅行は非日常。自宅を出発してから目的地に到着するまでの間でも、

*空港までの移動
*荷物を預け、セキュリティーチェックを済ませた後、搭乗までの待ち時間
*機内(フライト時間)
*現地空港到着から滞在先までの移動

など、実に様々な状況に置かれます。

普段からアロマテラピーを活用している方なら、旅行中もできる限り身近にアロマを使いたいと思われるでしょう。渡航先でトラブルがあった際、慣れない地での薬局探しは大変です。また専門用語がわからなければ、薬局でニーズに合った商品を見つけることは容易ではないですよね。

国際線には、持ち込み荷物に制限があり、国内旅行で持ち歩くトラベルポーチよりも、少し準備が必要にはなりますが、あらかじめ細かいことに配慮して荷造りをすることで、旅をより快適なものにすることができますよ。

私は、空港グランドスタッフ、在アフリカ日本大使館職員、国際 NGO の人道支援職員として、30ヶ国以上を旅したり、暮らしたりした経験から、

皆さまが普段使用している手作りアロマ製品を、海外旅行中も的確に活用できるよう、そして、非日常的な環境下で起きやすいトラブルにあらかじめ備えられるよう、荷造りをする際のご参考になれば幸いです。

今回は、機内持ち込みについてです。
「トラベルアロマ  ~海外旅行中のセルフケア 機内持ち込み編~」


1) 旅の準備と機内持ち込み手荷物

国際線に搭乗する際は、荷物を「機内持ち込み手荷物」と「受託(預け入れ) 手荷物」の2種類に分けますが、機内持ち込み手荷物に液体を入れる場合には、制限が課せられます。


国際線では、100ml(g)を超える容器に入った液体物の、航空機内への持ち込みが 禁止されています。ただし下記の場合は持ち込み可能です。

  • あらゆる液体物は100ml(g)以下の容器に入れ、容量 1 リットル以下のジッパー付き透明プラスチック製袋縦 20cm×横 20cm 以下) に入れなければなりません。
    ※搭乗者ひとりにつき、1袋のみ持ち込みが可能です。

100ml(g)以下の容器でも、
・透明のプラスチック袋に入っていない場合
・密封できない場合
は機内持ち込みができないので、受託手荷物として預けるか、破棄しなければならなくなるので要注意です。

出典:Peach aviation HP

また、以下の物も機内持ち込みの制限の対象となる液体物に分類されます。


※ジェルやクリーム状のもの(歯磨き粉やヘアジェルなど)も含まれるので、ご注意ください!!

これらのものを機内に持ち込みたい方は、ほかに持ち込みをしたいアロマクラフトや精油などと合わせて、上述のプラスチック袋1袋に入れる必要がありますので、ご注意ください。

2)機内で起きやすいトラブル

・気圧の低下による不調(特に離着陸や急降下時に生じやすい)
・閉塞した環境による不調
・エコノミークラス症候群(むくみ、しびれなど)
・極度の乾燥
・時差ボケ、不眠
・便秘、腹部の張り
・冷え

3)インフライト・アロマポーチのご提案

機内持ち込み手荷物の制限内に収まりながらも、上記トラブルに対処できる、

おすすめの<機内アイテム・ベスト8>を紹介いたします。

必需品リスト 目的 補足 容器・容量
a)

保湿クリーム

保湿・抗菌

/ハンド・

フェイス・ヘアケア兼用

機内の乾燥は強く、砂漠レベルとも言われます。こまめに顔や手に塗りましょう。

例)シアバターとホホバオイルと

抗菌作用の高い精油 濃度1〜2%

クリーム容器 15g
b) リップ

クリーム

保湿 同じく乾燥対策に。

マスクも併用するとスチーム効果が期待できます。

ロールオンorスティック5g
c)

化粧水

ハーブ

ウォーター

保湿

/マウスウォッシュ兼用

離陸後シートベルト着用サインが消えた時や、ミール配布後、お手洗いは特に混雑します。

コットンを機内持ち込みすれば、座席に座ったまま顔や手の保湿ができます。蒸発する際、乾燥しやすいので保湿クリームでパックするのがおすすめ。

お手洗い時に持参すればマウスウォッシュとしても使えて便利です。

ドロップ中栓付き容器 50ml
d)

リフレッシュ・

抗菌スプレー

酔い止め・

消臭・

気分転換

機内は、密室空間なので匂いがこもりがち。酔い止めや、長時間のフライトでの気分転換、お手洗いのエチケットに。

スプレータイプなので周りに迷惑にならないよう、お手洗いでの使用をおすすめします。

例)ミント系、柑橘系の精油 濃度1〜2%

スプレー容器 50ml
e)

トリートメントオイル

エコノミー

クラス症候群・

むくみ・

冷え対策

8時間以上の長時間フライトは特に注意。運動と合わせ意識的に行うことが重要です。座席で足元にオイルを揉み込みましょう。冷え込む機内対策にと、着込んでいる方は、お手洗いにオイルを持参し、ふくらはぎや足の裏をマッサージしましょう。

例)鬱滞鬱血除去・血管拡張作用のある精油

ポンプ

容器

50ml

f) 練り香水 不眠・

リラックス・

時差ボケ対策

眠れない時や、周りの言動でリラックスしづらい時に。ノイズキャンセリング機能のヘッドフォン(又は耳栓)やアイピロー、空気で膨らますネックピローなどとの併用がおすすめ。

例)ファーナスペレットとファーナスオイル

誘眠作用のあるお好きな精油 濃度1〜5%

クリーム容器10g
g) シアバタークリーム 便秘 旅行中は、時差や食生活の変化により、便秘になりやすい方も多いです。(旅行中や機内で扱いやすいよう遮光瓶でなくクリーム容器で作るのがおすすめです。)お手洗いの度に持参しましょう。

例)シアバターとホホバオイル

緩下作用・健胃作用のある精油

クリーム容器10g
h) 歯磨き粉 口腔ケア どの航空会社も機内で配布されますが、量が少ないので、現地空港到着時のお手洗いでも使用したい方は、普段使いの手作りアイテムを持参しても良いでしょう。 クリーム容器10g

これら8つのアイテムは、往路と復路の機内だけでなく、

・トランジット時
・現地空港に到着して受託手荷物を待っている間
・ホテルやゲストハウスなどの滞在先
・移動時

など、様々な場面で幅広く活用できます。

( 補足・注意事項)

  • 濃度:機内は密閉空間で香りが広がりやすいことを忘れずに。例えば、スプレーなどの芳香アイテムは 濃度1%まで、クリームなど皮膚塗布アイテムは濃度5%までとして、周囲に配慮して使いたいですね。
  • 容量:上述の<インフライ ト・アロマポーチ>は、移動中の持ち歩きやすさを考慮し、必要最低限の大きさにしています。復路のフライトで分量が不足する場合(長期旅行で保湿クリームなどが多めに必要な場合)は、機内持ち込み手荷物に入れるものとは別に、大きめの容器に入れたものを、受託手荷物に入れると良いでしょう。
    ※スーツケースに入れてチェックインカウンターで荷物を預ける場合:100ml(g)を超える液体物も可能です。

  • 精油本体を機内持ち込みする場合:引火性のある精油は機内持ち込みがNGの国がありますので、事前にご確認ください。万が一、機内持ち込みを禁止された場合は、受託手荷物に移しましょう。トランジットがある場合も、トランジットする国の保安検査で引っかかる場合もありますのでこちらもご注意ください。
  • 機内で使用する際は、濃度の薄いクラフトに比べ圧倒的に香りが強いので、密閉空間であることや周りの方へのマナーを意識しましょう。
  • また、機内持ち込み・受託手荷物、両方の場合で、気圧の変化による液漏れが生じやすいので、個別にジップロックに入れておくことをオススメします。
  • 上記アイテムのほか、機内でお化粧を落としたい方はクレンジングフォームを、目が乾燥しやすい方は目薬を加えても良いですね。また、乾燥対策、及びエコノミークラス症候群予防のために、セキュリティーチェック後にはぜひペットボトルの水を購入しましょう。もしくは、機内で積極的に客室乗務員の方からお水をもらい摂取してください。(配布される水だけでは足りません。)

4 ) 快適なフライトを過ごすために・・・

これまでお話しした乾燥や時差ボケに対する物理的な対策も大事ですが、ロングフライトという、閉鎖的且つ大勢の人が周りにいる環境でリラックスするためには、これまでの旅の経験から、五感をシャットアウトすることが大事だと気付きました。

目にはアイマスク、
耳にはノイズキャンセリングヘッドフォン、
手や肌には温かい毛布、
そして鼻には心地よい香りを。

後ろで大声で話す人、消灯後も隣で読書灯をつけている人、機内食配布後のこもった匂い…(涙)。

私たちの五感を刺激する様々な事態に遭遇し、アンラッキーなこともありますよね。

そんな時、いかに自分にとって快適な空間を作り、リラックスして過ごすかが大事なポイントです。

普段敏感な五感を、休ませてあげることを意識してみてください。これを実践してから私は、機内ステイの質が上がっただけでなく、到着後もめいっぱい活動でき、健康状態も良好です。

ぜひ、アロマテラピーを上手に活用した、あなたなりのマイ・インフライト・アロマポーチを作ってみてはいかがでしょうか。次回のご旅行の際に試してみてください。どうぞ快適な空の旅をお楽しみくださいませ。


★ミニコラム

よく時差ボケ対策のアロマについて聞かれます。個人的には、滞在期間が1週間以上などと長い場合や、東回りの長時間フライトの場合に身体への負荷が大きいと感じます。

時差ボケ対策として、私は飛行機に乗った瞬間から現地時間に時計を合わせて行動するようにしています。

また、睡眠をとる際は、自分がリラックスできて眠りにつきやすいラベンダー・アングスティフォリアやマンダリンの香りをアイマスクと併用します。逆に日本時間が深夜で現地が昼で眠くなってしまう時には、柑橘系やミント系、ローズマリー系の香りのスプレーを積極的に噴霧するようにしています。

ご自分が普段から使っているリラックスできる香りと、リフレッシュできる香りの両方を 持参し、現地時間に合わせて、睡眠と起床時の際、補助的に利用されることをお勧めします。


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鎌倉アロマ&メンタルケア
Asante Ma santé