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開校に向けての決意表明とご挨拶

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これまで愛知、京都、NYと、辿り着いた地でメディカルアロマ講師として活動を続けてきて、ついに明日、鎌倉の地で教室をオープンする運びとなりました。

スクール名は「Asante Ma Santé (アサンテ・マサンテ)」・・・ 私の全てが詰まった言語の中から、スワヒリ語で「ありがとう」、そしてフランス語で「わたしの健康」。

敢えて、”あなたの健康”ではなく、”わたしの健康” にしました。なぜかというと、自分の夢だったからという理由ではあるものの、10代後半から10年間、周りの幸せを考え、尽くそうと努力してきて、自身の身体や健康を全く顧みず走り続け(「動ける」から動いてきちゃったんですが)、4年前にぶっ倒れた私だから。

だから思うんです、きっとアロマセラピーを必要としている人の多くが、自分のカラダの悲鳴すら聞こえなくなってしまうような頑張りやさんの人達だってこと。

「私の健康、ありがとう」と口にすれば、自分の心と身体にはちゃんと聞こえる。おまじないみたいに、唱えたい。瞑想の時にも。そんな時間を私は持ちたい、みんなにも持ってほしい。

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19歳ーDV、PTSDに苦しみ、22歳ー自律神経失調症で受診し処方された抗鬱剤の副作用に苦しみ、25歳ー長期間のパワハラ、モラハラでパニック障害を併発し、大好きなタンザニアから帰国し夢が途絶える。29歳ー夢の途上国支援の仕事に携われて毎日が楽しくて仕方なかった中、10年間で溜まっていたストレス過多で突然ベッドから起き上がれなくなった・・・。

健康に意識を向け、栄養療法や漢方、鍼灸、ヨガ、そしてアロマセラピーと代替療法を取り入れ、生活改善をしていた中、さらに昨年31歳のとき、渡米して1ヶ月で重度の子宮内膜症と診断され、アメリカ・ニューヨークで大きな手術を経験。気がつけば無数の病気に囲まれていた・・・。これから一つひとつ紐解いていこうと思います。

躊躇なく、偽りのない全てをさらけ出すのは、私と同じような理由で、同じような症状で、苦しんでいる人たちに届いてほしいから。恐れるものはない。出る杭が打たれるというのなら、打たれないところまで出ればいい。
大好きなNGOの仕事を休職、そして離職することになってからの4年間、自分の身体が思うようにならず、それによりやりたいこともままならず、本当に苦しかった。健康の大切さを痛感した。いや、過去形ではないんです。今も、完治しない病と闘病中です、それはとても苦しいです。

でもその病を除いて、比較的元気になったこともあって、最近、たくさんの夢が湧いてきています。でもほら忘れないで。第一に、マサンテ。その中で、今の私にできることをしていきたいから。私を暗闇から引っ張り上げてくれた芳香療法を、自身の健康に感謝しながらお届けできるよう、一歩ずつ歩いていきます。

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来週から1年間、産業カウンセラーの学校にも通います。毎月100時間以上の残業を笑顔で頑張りながら、ひどいパワハラ・モラハラを受けて心もそして身体までズタズタになった私だからこそできることがきっとあると信じているから。

この間ずーっと支えてくれた夫に、心の底からありがとう。私以上に何百倍も私のことを分かっている彼がいたからここまで来れたし、これからの笑顔いっぱい、穏やかな私もいるんだと思います。いつも応援してくれる方達も心からありがとう、ありがとう。

 

小さな教室からのスタートではございますが、
・解剖生理学や化学などを交えた「目からウロコ」の学びの時間と、
・古都鎌倉の自然豊かなエリアで、ほっこり温まり、深呼吸のできるアットホームな空間と、
・心身がよろこぶ香りを嗅ぐことによって、ご自身の身体の声に耳を傾ける機会など、得るものの多い授業を、精一杯ご提供いたします。

最後にお願いがあります。もし周りに悩んでいる人、苦しんでいる人がいらっしゃったら、「香りによって救われることがあるみたいだよ〜」と話してみてください。人工的な香りじゃなくて、細胞ひとつひとつが喜び、身体の自然治癒力を高めてくれる、本当に自然でいい香り、です。

どうぞお気軽にお越しくださいね。

2016年11月11日 於鎌倉 

2017年4月15日 於北鎌倉
NARD JAPAN認定アロマ・インストラクター 曜子

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