8. 日々のお勉強 (アメリカ・フランスでの勉強も)

“てんかん”とケトン類の神経毒性

⭐️2020年新講座を動画にてご受講いただけます!

【植物療法のプチ化学塾】[オンライン]
芳香成分を味方に!(1)ケトン類と神経毒性

Aromatic Compounds – Ketones

メディカルアロマを学んでいる方向け!

✅全国海外どこからでもご受講可能。
✅ご都合が合わない方は、後日、動画受講も可能です。

アサンテマサンテの

芳香成分を味方に!【植物療法のプチ化学塾】[オンライン] では、これまで学んだことはあるけれど、なんだかまだよくわからない(笑)、芳香成分類をさらに掘り下げ、理解を深めて、メディカルアロマテラピーを生活でもっと活用できるようになることを目的としています。

メディカルアロマテラピーを理解するのに不可欠な化学のお勉強。
(化学の学びがなぜ必要なのかはこちらのブログでお話ししています。 ブログ→ https://asantemasante.com/2017/02/24/chemistry/

メディカルアロマテラピーを学ぶと、必ず触れる芳香成分グループ (Aromatic Components)。
その中でも、使う際により注意が必要だったり、赤ちゃんや妊婦さんにはNGの芳香分子が多いケトン類。

精油の禁忌に「神経毒性があるから注意」って書いてあるけど、具体的にどういうことか疑問に思う方も多いと思います。

このオンライン・ミニ講座では、脳のメカニズム(ニューロンや神経伝達物質)について学び、
過剰な興奮状態を抑えてくれる鎮静作用や神経バランス回復作用を持つ精油、セロトニンの分泌を促すといわれている芳香分子を含む精油など、通常の当校のアロマレッスンではお話しきれない、ちょっと専門的なことをお話します。

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<カリキュラム・講座内容>

はじめに:精油の化学と芳香成分類

(1)メディカルアロマテラピーのケトン類とは
・ケトン類の芳香分子を学ぶ
・芳香分子に含まれる禁忌と毒性
・神経毒性を持つケトン類を含む精油と特性

(2)脳のメカニズムと神経毒性
・ニューロンとグリア細胞
・ニューロンでの活動電位と脳内シナプス伝達の仕組み
・ケトン類の神経毒性とは

(3)神経のメカニズムと芳香分子
・神経系の仕組み
・興奮性と抑制性の神経伝達物質(セロトニン、GABA、アドレナリン、ノルアドレナリン、ヒスタミンなど)
・てんかんとメディカルアロマ
・神経系に作用する精油と芳香分子
・まとめ

(4)質疑応答
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<講師> 曜子
鎌倉アロマ&メンタルケア アサンテマサンテ代表
NARD JAPAN認定アロマインストラクター
日本産業カウンセラー協会認定産業カウンセラー
プロフィールはこちら→https://asantemasante.com/profile/

<日時>
12/4 () 10:00-11:15
(レッスン時間: 6075分)

→終了しましたので、現在動画にてご覧いただけます!

<対象>
・アロマを学んだことがある生徒さま向け<アロマ中級者以上対象>
・アサンテマサンテ受講生卒業生以外の方も歓迎

NARD認定アロマアドバイザー資格コースの現役受講生や卒業生さんにオススメの講座です。まだ本コースの受講を始めていない方には内容が難しいと思いますがご判断は委ねます。
他協会で学んだことがある方で詳しく学びたい方もご受講いただけますが、「芳香成分類とは何か」の知識をお持ちであることが前提の講義内容となっていますので予めご注意ください。

【重要】開催日にご都合が合わずご参加いただけない方も、後日お好きな時にお好きなペースで、動画配信でご受講頂けます。
*ご視聴可能期間 (12月下旬 〜 1月下旬)

必ず、お申込時の備考欄に【動画受講を希望】と明記をお願いします。

<受講時にご用意いただくもの>
・ネット環境に接続した端末(PC、タブレット、スマホ)
画面を共有しますのでPCやタブレットなどを推奨します。
・筆記用具

2020/12/20までのお申し込みの方に限りテキストを郵送いたします。(その後のお申込みの方はテキストの郵送はございませんが動画にてテキストを共有しますのでご受講いただくことは可能です)

<お申込後の流れ>
・以下ページにてお申込完了後、stores.jpからお申込完了のご案内メールが届きます。
・当校より追ってご受講に際しての詳しいご案内メールを、開催日3日前までにお送りします。
・当日お送りしたzoomのURLをクリックまたはID入力して画面にお入りください。

お申込みはオンラインストアからお願いいたします。↓

https://asantemasante.stores.jp/items/5f7d75803ae0f46019c0faa1


以下2017年の投稿です。

先日、小池先生の「プロのアロマインストラクター向け 神経毒性とてんかんセミナー」を受講してきました。

以前私は、てんかんのお子さまがいらっしゃるお母様が、当スクールの「プライベート・アロマコンサルテーション」を受講された際、

1) 過剰な興奮状態を抑えてくれる鎮静作用や神経バランス回復作用を含むエステル類を持つ精油や、
2) セロトニンの分泌を促すといわれているリモネンを含む精油や、
3) 鎮痙攣作用を持つ精油、

などをお伝え差し上げ、この中からお子さまの好きそうな香りの精油で、ルームスプレーやトリートメントオイルを作製したことがあります。

喜んで頂けましたが、私個人の正直な感想ですが、ナード・アロマテラピー協会認定アロマアドバイザーとアロマ・インストラクター両方を受講しても、カバー仕切れない内容というのは山ほどあって、

中でも、禁忌の大御所“ケトン類”に含まれる
・“神経毒性”とは果たして具体的にどういうものなのか
・その神経毒性を含む精油を使用することで身体にどう影響するのか
ずっと腑に落ちないままでおりました。

そこで、ニューヨーク在住時からの念願叶って神経毒性について学んでまいりました!

講座は、アロマセラピーを専門的に勉強した方でないと難しい内容でしたが、自身の備忘録として、また少しかじった方向けに記しますね。

神経毒性のあるケトン類を含む精油は、意外と沢山あります。そしてナード・アロマテラピー協会では、てんかんの方や高齢者の方には注意して使用しましょう、または使用してはいけません、と習います。

(※当スクールで使用するプラナロム精油にはどうして毒性があるの?詳しくはこちら

ですが、ここで重要なのは、毒性を持つからと言って万人に使わなくなるようでは非常にもったいなく、実は、ケトン類を含む精油にしかできない作用が多々あるのです。要は、しっかりと理解した上で精油を活用すれば良いのです。

セミナーでは
・神経細胞(ニューロン)、血液脳関門について
・ケトン中毒が起こる過程
・芳香分子による毒性の程度
・神経伝達物質について

これらを踏まえて、「てんかん」を持つ方にとって気をつけなければいけない精油、またてんかんに特有な発作予防が期待出来る精油、などを学びました。

なるほど、なるほど…の連続で、最近もっぱら沸き起こる「勉強欲」が、一つひとつ理解しながら、満たされていきました!

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

100人に1人の発症率という、てんかん。

(てんかんとは・・http://www.tenkan.info/about/epilepsy/)

てんかんをお持ちで悩んでいる方々のためにも、

てんかんを持つ方が身近にいらっしゃる方々のためにも、

そしててんかんだけでなく高齢の方にも禁忌となっている神経毒性・ケトン類を詳しく知りたい方々のためにも、

100%天然成分の植物精油を使ったメディカルアロマで出来ることをお伝えできればとても嬉しいです!



最後に…今回、アロマインストラクター同期で、茨城県でスクールを主宰する星野りつこさんのお誘いで参加しました🎵

情報交換したり励まし合える大切な同期がいてありがたいなと日々嬉しく思っています。20代、30代になってから一緒に学び、時に苦楽を共にする同志って、実は生涯を通して大切な存在だと感じています。

(補足:いつも受講生には事前に申し上げていることですが、アロマセラピストは診断も治療もできませんので(日本には医師法や薬機法があります)、自己判断のもとで精油使用の是非をご自身で決めてもらうようお願いしています。)