子宮内膜症との闘い〜ニューヨークでの手術を前に〜 4) 子宮内膜症と生きていくこと

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これは自身の備忘録のため、また経験者の方がいらっしゃればアドバイスを頂けることを願うため、そして何よりも私の大切な人たちが同じ経験をしないために、これまでの経緯と私の思いを記します。

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(術後2週間、歩けるようになって初めて外出した際に撮影した桜 in ニューヨーク州・ママロネック)

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以下全文 2015/4/14 (手術前日)の手記より

4) 子宮内膜症と生きていくこと

病気になってからじゃ遅い。今、この身をもって痛感している。
さっきも下腹部に手を当てながら、「今まで労ってあげられなくてごめんね」と呟いた。

思い返せば、大学生の頃から生理痛がひどい私は、生理1日&2日目は起き上がることもままならず、講義を休まなければいけなかった。ナプキンとタンポンを併用しても1時間に1回交換するだけでは足りず、溢れてきてしまうほど出血量が多かった。
社会人になってからは歩ける状態じゃなくても休めず、体にムチ打って出勤した。男性には理解してもらいにくいし、生理痛の軽い女性もいる。弱音を言おうものなら「甘い」と見られがちな理不尽な社会。生理休暇の導入を密かに願うだけで、声を大にして上司に訴えることは出来なかった。

生理だけじゃない。自分の体のことなんて考えもしなかった20代。仕事大好き。仕事が生きがい。何事も全力投球。
特に、タンザニアで働いた1年半と、夢だった国際協力の仕事に就けてからのラオス駐在始め数年間は、やりがいがあって幸せで、25歳から29歳まで突っ走った。

え、自分の体??
「動ける」から動いていた。楽しいから、やりたいことやり続けた。(33日間休まず働き続けたケニア出張とか、 1ヶ月半の過酷な環境下でのコンゴ滞在とか)自分の体そっちのけで動きまくったことは数え切れない。そしていつの間にか、自分の体の声を聞けなくなっていった…。

* * * * *

子宮内膜症の原因の一つに、月経の回数を多く経験することにより血が逆流して体内に溜まるということがある。5人とか8人とか産んでいた少し前の女性の生涯月経回数が約50回に対し、1〜3人産む現在は約400回という。
毎月あの辛い生理を乗り越えれば乗り越えるほど、内膜症発症の可能性が高くなるという驚くべき事実。
確かに、20代のとき周りから言われた、「出産は早い方がいい」。

でもそんなこと言われたって、大学で好きな勉強して、仕事がやっと楽しくなってきたばかりのときにすぐ出産しようとは考えにくい。
福祉先進国ノルウェーは、学費や寮が無料だけでなく、今や大学に託児所が完備されているそうだが。

将来のため、世界のためと、没頭した20代。同時に女性としてのリスクを背負っていたことになる。じゃあそのリスクを知っていたら、早く結婚して出産していたか?答えは出ない。

でも夢を追うことで体の声を聞かなかったこと、それは間違っていたのだと心底悔やんでいる。人は失敗しないと過ちから学ぶことができないのか。今回の私のような経験を、絶対に他の人にしてほしくない。でも元気なうちは「私には関係無い、私は大丈夫」と健康のことをそんなに考えない。それではいけないのに。どうしたらいいんだろう。

* * * * *

一昨年、心身のバランスを崩し、同じような悩みを抱えている方たちの力に少しでもなれたらと、メディカルアロマセラピー講師の資格を取得したが、今回この病気を経験した私に出来ることがきっとある。奢りじゃなく、謙虚な気持ちで。
闘病生活をしながらも、出来ることがある。ってかそう思わないと私がやっていけない(笑)。これからは、何よりも自分の健康を考える。世界の貧困はその後考える。

最近の私には、なぜか素敵な出会いがたくさん降り注いでいる。NYに来てからも、就活でたまたま知り合った会社からアロマセラピーの講座をしてほしいと依頼を受け、来月早速マンハッタンで開催できることになった。ニューヨークの忙しない大都会で、仕事や家事・育児に追われ息抜きできていない方たちに、日々の疲れをフワッと解放してくれる香りのメカニズムをお伝えするワークショップを提供する予定。

 

今日の手術も大丈夫。いつだって夫がそばにいてくれるし、この間、一生掛けても恩返しできないくらいたくさんもらってる。術後は動けないことを口実に(笑)、たっぷり甘えさせてもらおうと思う。私は一生掛けてお礼をしていけばいいんだ。

そんなわけで、完治は難しいと言われる子宮内膜症と私の闘病生活はまだまだ続きます。最後まで読んでくださった方々、ありがとうございます♡
みんなからたくさんの励ましのメッセージにすごく励まされました。みんなをすごく近くに感じました!

婦人系疾患に効くおすすめの代替療法など、随時大募集中です〜。

では行ってきま〜す♪

 

5) 私の体の色んな臓器が、一生懸命、前を向いて進んでいる につづく

 

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