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今だから語れる代表の10年間とアフリカへの想い(2)

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(ラオス駐在時、招待された結婚式で子ども達に折り紙を教えたときの写真)

2つに分けて投稿しています。先の投稿の続きです。

◆どん底・挫折の先に輝ける未来だってある

ラオスでの不発弾被害者支援の任務を終え帰国してからも、ケニアやDRコンゴ、ブルキナファソなど、戻りたいと切望していたアフリカで、高校生からの夢だった人道支援活動に従事することができ、とても充実した幸せな20代後半を過ごしました。

しかし、毎月海外を飛び回るハードな仕事の裏では、都内で一人暮らしする家賃に加え、毎月7万円の大学の学費を返済するため、週末は花屋でアルバイトをする日々を送っていました。

ちょうど学費を全て完済した頃、大きなストレスとなる出来事が起き、まだ完治していなかった心の不調と疲労の蓄積が重なり、大好きな国際協力の仕事に行けなくなってしまいました。

//20代前半で抗うつ剤の副作用に苦しんだ経験があるから、心療内科の「白いお薬」には絶対に手を出したくなく、鍼灸や漢方、ヨガなど様々な代替療法を試しました。特に、精油(植物の香り)で身体がふわっと緩みました。アロマテラピーに救われた瞬間です。

メディカルアロマを学びたい!そう思いましたが、療養手当を家賃と生活費に充てると貯金しか残っていませんでした。

「これまでずっと家族や国際協力活動のために身を捧げてきたから、自分のためにお金を使ってもいいよね…」と、初めて思えて、元々は国連職員になるための大学院留学用に貯めた資金でしたが、アロマスクールの授業料にお金を使うことを決断しました。//

というエピソードは話が長くなるので割愛し…

国際協力への道は志半ばに終わってしまったし、

紆余曲折あった私の四半世紀は、アロマ講師になるために関係ないと思っていましたが、

むしろ、そこに興味を持ちアロマを学びにきてくださる方が多く、また「何年もブログを読んでます」「生き方に憧れます」などお会いしたことない方々から頻繁にファンレターを頂き、毎回驚くと同時に、涙が出るほど嬉しく思っています。いつも応援してくださる生徒さま、温かいメッセージをくださる方々、本当にありがとうございます❗️🙇‍♀️

それに、心も体もどちらも一度どん底まで落ちたからこそ、健康でいられるありがたさに気づけたので、今は全て良かったと思っています。

◆有言実行と言われる私が今、抱く夢

心身を壊してからずっと、50歳までにアフリカ諸国で実現したいと抱いている夢があります。

1)基礎教育の普及のための女性のエンパワメントの実現

<押し付けの援助>でも、<富を持つものによる搾取>でもなく、現地の人が自分たちで考えてお金を生み出すサステイナブルな仕組みを作ること。
(もう10年前のことなので古いかもしれませんが。私がこの目で見て確信した現地で必要なこと)

そして、

2)アフリカ各地で採れる高品質で安全な精油を、先進国に輸入するだけでなく、アロマテラピーやハーブなどの植物療法を、難民や元少年兵、HIV/AIDS孤児など心身のケアを必要としている人に活用できる仕組みを作ること。

(その過程で、特に現地の女性を雇用することで子どもの学費を賄える仕組みつくりをします。)

そのために、これまで心理学の勉強を深めたり、日本でメディカルアロマテラピーを広める活動をしてまいりましたし、今後も続けてまいります。

そんな中で出会ったLémur。このブランドのために何が出来るのか、このブランドと共に何が出来るのか、模索していきたいと思っています。

最後に。「Yokoはどうしてアフリカが好きなの?」

初めてアフリカの地を踏んで11年。よく聞かれる質問です。

はっきりとした理由は、よく分かりません。もしかしてもしかしたら、前世がアフリカ大陸のどこかで生きていたからかもしれませんが、一つだけ言えることは、

「生きている!と感じられるから」です。

今でももちろんその気持ちに変わりはありません。

タンザニアやラオスに暮らし、その他33ヶ国に訪れたり暮らしたりして感じたこと。ものはなくても満たされていること。笑顔、周りへの思いやり、家族への大きな愛、そしてそれをストレートに伝えること。とにかく、熱くて、温かいのです😊

引き続きアサンテマサンテ(ありがとう私の健康)をよろしくお願いいたします。

*緊急事態宣言解除を受けまして明日、当校の方針を発表いたします。