DAY51(上棟から51日目)
10月末のこと。職人さん達にお茶とお菓子を差し入れに、家の中に入って驚きました。
部屋が真っ白じゃありませんか!
一瞬、眩しさのあまり、何が起こったのかわからないほどでした。
初対面の左官屋さんが2名、せっせと漆喰を混ぜていらっしゃいました。上棟以来ずっとお世話になってきた大工さんお二人の作業は一旦終わり、左官屋さんにバトンタッチすると聞いていたのでした。
ぽってりとした漆喰が塗り終えられた部屋の、壁の美しさを見て、ニンマリ。
つい、スイッチが設置される穴に、ざっくりと塗られたジゲジゲと飛び出ている漆喰を触って、もっと興奮する私。
・・・私たち夫婦は以前より、賃貸物件に良くありがちな、ポリ塩化ビニールで出来たクロスの壁に心地よさを感じていませんでした。「工業化や効率化のために生産されがちな化学接着剤ばかりが使われた住宅」に住みたくないというのが、我々が無添加住宅を選んだ理由の一つです。
お風呂には、防水シートが貼られていました。これから、コーラルストーンと呼ばれる、サンゴや貝の化石が入っている石灰岩が並べられます。
帰り際に、ふと、ペレットストーブの土台となるところに、屋根材にも使われているクールーフ(天然の粘板岩)を発見。とってもいい感じで、またまた興奮!
最近出入りを始められた、タイル屋さんがせっせと作業してくださっていました。
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恥ずかしい話ですが、私はこれまで家を建てることについて考えたことがありませんでしたので、なんとなくですが、家作りには、一つの業者(ハウスメーカー)が出入りして完成するものとばかり、思っていました。
ですが今回初めて、我々の家のために、実に多くの職人さん達が関わってくださっていることを知りました。
上棟してから2ヶ月弱で、
・大工さん ・左官屋さん ・タイル屋さん
・電気屋さん ・水道屋さん
といった沢山の方々にお会いしました。皆さん、朝から夕方まで一生懸命頑張ってくださり、本当にありがたいです。今後は、もう一度大工さんが来られた後に、
・建具屋さん ・畳屋さん
も入られます。
家って、その道を極めた職人さん方、匠の技が集まった素晴らしいものなんだ、一つの「作品」なんだ、と知りました。
きっと、これから暮らしていく中で、
壁に触れるたび、ドアを開けるたび、畳に寝ころぶたび、お風呂に入ってタイルを眺めるたび、このことを思い出し、
職人さん一人ひとりのことや、人と人との繋がりとか、感謝の気持ちとか、そういった、なにか温かいものに包まれて生活していけるんだなぁ、と、優しい気持ちになりました🤗
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家づくりレポ|ver 8. 匠の技が集う家, something heartwarming
次回、「家づくり#9 」につづく。どうぞお楽しみに。
これまでの家づくりレポ・ブログ
「家づくり#4|草刈り、即ち夏との闘い」はこちら」
「家づくり#5 | アロマスクール兼自宅、上棟!我が家からアロマテラピーのプレゼント」はこちら
「家づくり#6 | 上棟1ヶ月は星のスピードで」はこちら
「家づくり#7 | 天然素材でつくる家」はこちら
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